人の悪口で酒を飲んでも美味しくない

「チクショウ!部長の馬鹿野郎!」「社長だからって偉そうに!」
なんて声が居酒屋から聞こえてくると、いつも思います「嫌ならやめればいいだろ」と。
なんてことを言うと、そう簡単に辞められるはずはないと言う人は多いでしょう。
私も昔はそう思っていました。
会社を辞めるなんて!そんなことを言っても家族が、などという人もいます。
それなら、黙って黙々と働けばいいわけであって、何をわがまま言っているんだ、と思いませんか?
それに、本当に簡単にやめられないと思っているのですか?

少なくとも社長が偉いのは当たり前です

会社組織において社長が「偉い」のは当たり前です。
ですから「社長が偉そうに……」という悪口は、ゾウのくせに大きな体しやがってというのと同じぐらい、当たり前のことを口走っているだけです。
社長は「偉い」のです、見た目愚鈍でも、仕事できなくても、座っているだけでも。
なぜだと思いますか?
それは、会社を経営する経営者だからです。
経営者とは、創業者だろうと二代目だろうと、会社の責任を一身に背負い、そのすべてにおいて最終的なけじめをつけるべき立場の人間です。
最も重い責任を負う人間が「偉い」のは当然です。
経営者

誰かに雇われているという安全圏にいない

そう、経営者は、誰かに雇われているという安全圏にいません
自分のミスは会社に大きなダメージを与えますし、確かにうるさい上司はいませんが、酒飲んで愚痴を言ってストレス発散と責任転嫁に使える上司もまた、いません。
だからこそ、経営者とは、大変な立場の人間なんです。
社員の愚痴のはけ口の最高到達点であり、社員のミス、部署のミス、それらすべての責任の終着点にいる、それが経営者です。
利益は確かに最大に受けられても、マイナスも誰より被る危険のある立場、それが経営者。
会社に責任を肩代わりしてもらい、上司に仕事を指示してもらっているにもかかわらず愚痴の対象にしてストレス発散をし、そのくせ自分の生き方を他人にゆだねる。
そんな人間より「偉く」て当たり前です。

だったら起業して経営者になればいいです

そんなことはない、俺は頑張っている。
そう思うのだったら、起業して経営者になればいいのです
他人に責任転嫁などせず、他人をストレスの発散に使わず、自分の仕事の責任を自分で負うことができ、自分の精神をコントロールでき、そのうえで仕事をするスキルがあるなら。
経営者になればいい、こんなシンプルなロジックはありません。
起業してしまえば100%自分の責任です。
いうまでもなく、あなたが経営者になれば、あなたはもう上司や経営者の愚痴をこぼすことはなくなるでしょう。
確かに、負うべき責任は大きくなりますし、大変なことも増えてきますが、それでもあなたの人生をだれの為でもなくまた誰のせいにすることもなく、自分で切り開いていける。
経営者になればいいのです、簡単な話です。
退職届

簡単なわけがないと思っていませんか?

簡単ですよ、経営者になるのは。
手続きが難しいから簡単にはできないなんて思っていますか?
残念ながら、日本は独立して起業することがそんなに難しい社会ではありません。
それこそ、ただフリーランスになるのなら確定申告のやり方さえ知っていれば誰でもなれます。
ちなみに、税理士さんにお願いすれば確定申告の知識さえ不要です。
それとも、家族がいることを独立できない言い訳にしますか?
あるいは、お金がないことを言い訳にしますか?
いつも思うのですが、それならいくらの資金があれば独立できるのですか?
しかし、金銭的には少々苦しくなっても、あなたの家族はあなたの価値を額面だけで評価しているのですか?
子供の運動会に行けなかったことがありませんか?配偶者の体調の変化に気が付かなかったことは?家族旅行に自分だけ参加しなかった経験は?
収入の代わりにそんな家族の幸せを手に入れられたとしても、家族は反対しますか?
「自分の稼ぎが一時的でも減れば家族に迷惑をかける。」
そのあなたの考え方は、家族を理由に逃げ道を作っているだけではありませんか?
はっきり言います起業は簡単です。
ハードルとなっているのはただ一つ、あなたの一歩踏み出す勇気だけなのです

一歩を踏み出すその勇気はあなたの人生の価値そのものです。

あなたはあなたの人生にどれくらい価値を感じていますか?
だれかの愚痴を言い、誰かのせいにして、それでも誰かに守ってもらう人生を生きるにふさわしい程度の価値しかないと思っているならば、その一歩を踏み出す勇気は出ないでしょう。
しかし、もし、あなたの人生はその程度の価値なはずがないと思っているなら。
誰かのせいにして他人が踏み均した道を歩くのではなく、自分の道を自分で切り開いていけるだけの価値があり、家族をそして何より自分自身をもっと幸せにできるだけの価値があると信じるなら。
あなたには、きっと、その一歩を踏み出す勇気があるはずです。
踏み出しましょう、その一歩。
あなたにとって、本当のあなたの価値を決めるその一歩は、あなたが初めて歩き始める、本当のあなたの価値に相応しい人生なのですから。
走り出す