小売店や飲食店のようなホームページになっていませんか?

自社サイト、
いわゆる自分の会社のホームページを作る際に最も簡単なのは小売業や飲食店のサイトです。

特に小売業は、
自社で売っているものと他社のそれとの差別化が簡単で、
単純にECサイトとして同じサイト内で販売もできる事から、
ターゲットも絞りやすくなるからです。

しかし、製造業となるとそうはいきません。
製造業のホームページは他社と差別化が図りにくい商品が多いため
小売業のようなホームページを作っていても収益アップにはつながらないのです。

そこで、
ここでは、
製造業として収益が期待できるホームページへのリニューアルについて考えていきましょう。

工場の中

小売業的な製造業のホームページの特徴。

ではまずここで、小売業的な製造業のページの特徴を見ていきましょう。

雰囲気重視なページになっている。

まず間違えてほしくないのは、
雰囲気はとても大事だということです。

やはり製造業においてもスタイリッシュであったりおしゃれであったりというものは必要なのですが、
それは小売業のそれと意味合いが違うということです。

小売業や飲食業においては、雰囲気で商品の傾向をある程度表現できます。
かっこよさやクールさを売りにすれば、
そういう商品を売っているとわかりますし、
かわいさや甘さを重視した見た目にすれば、
メインターゲットもそこで表現できます。

しかし、製造業ではそうはいきません。
あくまでホームページの雰囲気は「ブランドイメージ」程度の物であり、
それが販売する「もの」の特徴を表すことはないのです。
雰囲気重視なページでは、製造業のホームページにおいて訴求力はありません

当たり前の商品の説明しかない

これも小売業や飲食店であれば十分です。
その商品がどんな商品で、どんな味で、どんな色で、何個入りでいくらなのか。
小売業や飲食店にとっては、これを表示しておけば最低限度のプレゼンは出来ているのですから。

しかし、製造業でこれははっきり言って意味を成しません。
というのも、小売業や飲食店では、
この商品説明こそが自社ブランドの特徴になるのですが、製造業においてはそれは二次的な情報。

中には、受注生産の企業もありますし開発補助のような企業もあるのですから、
商品説明で差別化を図れるはずがないのです。
これでは、受注に影響する訴求力は得られません。
もっと、技術を説明して下さい。

技術を説明する

製造業のホームページには製造業の訴求力を

では、リニューアルに際して、何を変えていけばいいのか。
それは、製造業に求められている役割をしっかりと表現したホームページへの転換が必要になってくるのです。

製造業には何が求められるのか

では一体、クライアントは製造業に何を求めているのか
それは、言うまでもなく技術力です。
ここでいう技術力とは、より良いモノを作るというだけではなく、
安定供給ができる技術力、出来るだけ安価で製造できる技術力など様々なジャンルの技術力です。

こういった技術力こそが、製造業に求められる「訴求ポイント」なのです。

ですので、ホームページにもそういったものがきちんとわかりやすく表現されていないと、
受注にはつながってきません。
設備の写真を見せてもそれは伝わらないのです。

技術力=問題解決の力

ここで製造業に新たに受注するクライアントの立場に立ってみましょう。

今までのお得意先や、これまでの発注先を変えて、新しく受注先を新規に開拓する場合、
クライアントはなにを求めて起業の選定をすると思いますか。
そう、それは、問題の解決ですよね。

特に、品質・コスト・納期といったQCDに対して問題を抱えていて、
その問題を解決したいがために新たなる発注先を探しているはずです。

そしてその問題解決力こそが、製造業の技術力になるわけなのです。
ですから、製造業のホームページで表現する内容はこういった問題解決の糸口として相手に伝わらなければいけないのです。

問題解決は利益の為

さて、この問題解決。なんのために行われるかといえば、
言うまでもなく利益のためです。

そう、製造業のホームページにおいての訴求力とは、
この問題解決によって生み出すことのできる利益の提示というものが最も大事になるのです。
言うなれば「このように問題解決ができこのような利益が出ます」というアピールです。
それは、特許技術を持っていることでもいいでしょうし、
最新式の機材があることでもいいでしょう、

具体的なコストダウン(VA提案)によって機能や品質を落とさずにコストダウンができる事の主張なども大きな訴求ポイントとなります。

また、高い技術力のアピールにおいて、
高品質の製品を安定的に供給できるというのもわかりやすい訴求点です。
こういった、いかにクライアントの利益につながる問題解決を担えるのか、
を訴求できているホームページであれば、それは即受注につながる魅力を持っているといえるのです。

アイディア

 

具体的にどう生かしていくのか

ではそういったものを具体的にどう表現すればいいのか、
ここから説明していきます。

クライアントの声

いわゆるレビューです。
これは小売店や飲食店でよくみられるものですが、
一般のサイトにあるようなものではなく、
もっと専門的で具体性のある既存のクライアントからの評価などが大きな効果を生みます。

ビフォアアフター

自社に依頼すると、こういった費用がここまで下がります。
などという、
いわゆるビフォアアフターを具体的な数値やグラフを用いて表示するというのも大きな効果をもたらすでしょう。

導入事例

これも大きなポイントです。

これまで自分の会社がどのような企業にどのように導入され、
そしていかなる結果を出し、
どれくらいの利益を相手に与えることができたのか。
こういった具体例も大きなポイントとなります。

問題解決チェクリスト

たとえば
「○○で困っている」
「○○が利益を損ねている」
などのチェックリストを作るのもいいでしょう。
こうすることで、それに当てはまっていた場合、
「弊社にご依頼いただければこういった悩みはなくなります」
という方向性のアピールはとても分かりやすい訴求ポイントです。

チェックリスト

具体性のある利益の提示

小売業的な製造業ホームページのリニューアルのポイントは「雰囲気より具体性」です。
小売業や飲食店のほとんどがBtoCであるのと対照的に、
製造業というのはそのほとんどがBtoBであることが多いのですから、重要なのは雰囲気ではなく具体的にどれくらいの利益を提供できるのか、ということ。

いかにクライアントの問題を解決し、
それを具体的な利益につなげることができるのか。
そこにこそ製造業のニーズはあるのだ、と考えたリニューアルが必要なのです。

売上げアップ