製造業には製造業に向いたホームページがあります

工場などの製造業のホームページは商業系の業種に比べて閲覧数は少なくなります。
ひとつには、専門性が高いために、それを必要とする人が少ないという点にあるのですが、

中には、製造業として必要なページ作りができていないものもあるのです。
というわけで、
まずここでは製造業のホームページとはどういったものなのかについてみていきましょう。

ホームページ制作

製造業のホームページとは

では早速、製造業のホームページの基本的な特徴についてみていきましょう。

専門性に特化しているか(メインコンテンツ)

製造業の大半は分野特化型の商品を作っています。
たとえばスプリングを専門に作っている会社であれば、単に製造業というのではなく、
スプリングに特化した内容のホームページを作らなければいけません。

自社のスプリングの細かい仕様やこだわりなど、
買い手の気持になってその際についてしっかりとした記述が必要なのです。
この時、ホームページのメインコンテンツが、当たり障りのない雰囲気的な作りになっていた場合、
それが受注につながるということにはならないのです。
製造業に求められるのはファッションではなく現実的な利益であることを忘れてはいけないのです。

溶接作業

専門性に特化しすぎていないか(サブコンテンツ)

さて、専門性の特化が必要な製造業のホームページですが、それはあくまでメインコンテンツ。

今、ネット上のSEOに関して言えば、Googleの検索上位に上げられるような作りになっていない場合、
なかなかホームページに人はきてくれません。

いくらきちんと自社製品についてしっかりとした専門知識に基づくメインコンテンツができていても、
検索上位になければそれは誰にも見てもらえないという結果になるのです。
そこで重要なのがサブコンテンツ。
いわゆるブログなどのサイト記事になるのですが、

実は、ここに関してはむしろ専門性に特化していては閲覧者やサイト流入者が極端に減少します。
ここに、一般的な記事をどれだけ混ぜることができるのかというものも大切になるでしょう。

ドリル加工

しっかりとした製造業のホームページにするには

ある程度メインページで業種に特化し、サブページで一般的な記事を揃える。
こういった製造業のホームページにおける基本的な体裁を整えることができたら、
次に必要なのは受注に結び付くホームページの形。
製造業においてはこれが大きな差を産んできます。

自社の「売り物」を見極める

最も大切なものがこれです。
たとえば、同じものを作る企業が複数あった場合、
そこに自社なりの価値観を付加して他社と差別化を図るというのはビジネスの基本中の基本です。
そして、これが小売業ならば問題ありません。
実際に手元にある商品に、
わかりやすい付加価値(うまい・美しい・流行りの・可愛いなど)を付け加えることで、
その特徴に合わせた売り方をすればいいからです。
しかし、製造業の場合そうはいきません。
決められた規格の製品を作る、
クライアント企業の開発補助をする、
クライアントのかき上げた図面をもとに製品を製造するなど自らの意思で何かを作るわけではないことが多いからです。
製造業の場合、そこにいかに「売り物」を作り出すかが大きな決め手になるのです。

 

製造業の売り物は技術力

そんな中、製造業の売り物となるのは間違いなく技術力ということになるでしょう。
まったく同じ規格でまったく同じねじやばねを作るのでも、
そこに技術力の差が生まれることによって、
大きな違いが出るのは言うまでもないことです。
そう、それこそが製造業における「売り物」ということになるのです。

しかし、この技術力というのは、なかなかネット上、
特にホームページ上で表現するのは難しい作業になってきます。

実際に手に取ってみることができるわけではなく、
また、いわゆる売り手サイドの美辞麗句では、
技術力の高さはなかなか伝わってこないのです。

つまり製造業のホームページに必要なことは、
この「技術力」という売り物をいかに効果的に売ることができるかという一点にかかっているといってもいいのです。

クライアントが技術力に何を期待しているかを考える

では、この売り物である技術力をいかに「売るのか」というポイントですが、それこそビジネスの本道。
つまるところ、自社製品を受注しようとしてくれるだろう見込み客に対して、
その見込み客のニーズがどこにあるのかを推し量るという作業が必要になるのです。

例えばそれは、単純な製品のデキ、つまりクオリティーなのかもしれません。

もしくは金銭的なコストダウンや時間的なコストダウンといったコスパにかかわる部分かもしれません。

他にも、一度の受注できる数なのかもしれませんし、
安定性かもしれませんし、
そのクライアントとなるべき見込み客の求めるものにはそれぞれ千差万別の希望があるはずです。

このクライアントの要望をくむ、という作業がなされていないと、
ホームページでなにを売りにするのかは決まらないのです。

クライアントの要望と自社の技術力から売り物を見つける

クライアントの要望に対して、自社の技術がどのような売り物となりえるのか
最後にこれを決定しなければいけません。

ホームページという場所は、ある意味チラシと同じで、
こちらからの働きかけを一方的に相手が見る。という場になるのです。

ですので、一目見て相手に訴求する力がなければ、
そこにニーズは生まれず受注は伸びない物なのです。

しかし、この時に、
クライアントのニーズと自社の技術力から導き出される「売り物」となる要素がしっかり表現されていれば、
これは大きな訴求力を持ちます。
製造業のホームページにおいては、こうしたわかりやすい「売り物」をはっきりと表現することにこそ、
その利点が存在するといっても過言ではないのです。

マシニングセンタ加工

基本を押さえて売り物を明確にする

製造業のホームページは技術を販売するホームページです。
それは時に抽象的な概念であり、

また、ホームページ上では伝わりにくい概念だということをしっかりと覚えておかなければいけません。
ですから製造業のホームページはしっかりと「自社@売り物」を確定する作業が必要なのです。
それこそが、見込み客に対する「利益」の提示であり、
見込み客がクライアントとなる時の「決め手」であることをしっかりと認識しておく必要があるのです。