SWOT分析の正しいやり方

SWOT分析の正しいやり方はPEST分析(政治・経済・社会の頭文字を取ったフレームワークです。自社を取り巻くマクロ環境の影響・予測・把握などに使います)⇒3C分析⇒SWOT分析の順番で行います。PEST分析と3C分析で環境情報などの解釈を導き出す為の準備を行います。
事実情報を解釈した上で戦略目標を設定していきましょう。

SWOT分析では外部環境と内部環境の両方を分けて考えることでSWOT分析をより実践できに行うことができます。
SWOTの各項目をただ思い出しながら並べただけでは、恐らく多くの人が「脅威」「弱み」といったネガティブ要素ばかりをイメージしてしまいます。
SWOT分析をはじめたはいいけど、なかなか前に進めないというのは主にそれが原因です。SWOT分析の正しいやり方としてはまずは外部環境から分析していき、その変化を知ることです。

政治的な動向から自社の環境に何か変化が起きるのかどうか?
経済的な要因や、それに付随する顧客のニーズによってどんな変化がおきるのか?
を考えたとします。

その上で「どんな変化が起こる可能性があるのか?」「その変化に他の企業ではついていくことができるのかどうか」を考えていくのです。
そこまで分析してはじめて「自社は?」という内部の問いかけになるのです。
SWOT分析を迷うことなく行えるようにするためには、まずは外部に視野を向けて、次に内部に視野を向けることで答えを導き出すことに繋がるのです。

SWOT分析は方法次第で可能性がもっと広がる

ビジネス思考法
またSWOT分析では4つの項目を組み合わせて解釈することで、分析の幅をより広めることもできます。
例えば強み(S)×機会(O)を合わせることで、強みを活かした機会を攻略する方法や戦略を考えることに繋がります。

さらに、強み(S)と脅威(T)を合わせることで、強みを活かして脅威にどうやって対抗していくかを分析することもできます。
このようにマトリックスで組み合わせることができるのもSWOT分析の面白いポイントでもありますね。

SWOT分析では情報が同じものでも複数の解釈を持って分析することもできます。
例えば分析をした時に脅威だと思っていたことでも、実は見方を変えるだけでそれが強みになる可能性もあるのです。
具体的には全国に営業の拠点があるとします。全国の拠点で人件費や維持する為のコストは高くなりますが、逆に見れば全国に企業として成長できるチャンスがあり、営業が強いとも取れます。

マイナス要素になってしまいそうな時でも、プラス要素に考え方を変えるだけで、企業としての新しい側面を見出すこともできるのがSWOT分析ならではの良さでもあるのです。

フレームワークは使い方に注意する

ビジネスツール

外部環境を企業として取り入れるにはどうしたらいいのか、いかにビジネスチャンスとして捉えることができるのかがSWOT分析でもあります。
外部環境を分析した上で内部環境を分析して、企業としての戦略を考えていくようにしましょう。
ただし、これは全てのフレームワークに言えることですが、万能のフレームワークはありません。
例えば、現状分析には力を発揮するこのSWOT分析ですが、企業の方向性を決めるにはあまり向いていません。
自分たちの会社にとって、内部環境と外部環境はどうなっているのかを考えるためのツールがSWOT分析です。
考えて下さい、野球にはボール、バット、グローブが必要です。
道具ですから、その使用には道具に適した範囲と限界があるのです。