私も1年だけ営業経験があります

医療機器の部品を作る会社へ入ったのですが、
最初の1年は営業でした。
担当したお客様は、大手内視鏡メーカーです。

営業と言っても、ノルマがあって売り込みに行くわけではありません。
図面を見て、設計意図を伺って、
社内の生産管理部門と納期の打ち合わせをします。

打ち合わせ

もともと、理系の学生でしたし、モノ作りは好きでした。
逆に、営業と言う職種にはあまり興味がありませんでした。
しかし、やってみるとこれが意外に面白いものでした。
おそらく、売り込みではなかったからだと思います。

「売ってこい」と言われることはありません。

ただ、受注した仕事は100%納期を守って納入することが求められていました。
ですから、売り込みよりも社内の生産部門との調整が重要でした。

また、私が入社したころは、
工場内の設備が貧弱でした。
そのため、少し難しい部品は社外の協力工場へ発注しなければなりませんでした。

高度な技術力と高性能な工作機械を持っている協力工場は、
下請けの立場にありながら、とても強いものでした。

本当に、頭を下げて丁寧にお願いしないと作って貰うことができないのです。

お客様に、頭を下げて納期を延ばして頂いて、
協力工場にも頭を下げて何とか少しでも早く仕上げて貰う。
お金を頂く方にも、払う方にも頭を下げていた状態です。

買手、売手の話ではありません。
どちらが必要としているかです。

私は、お客様の要求を満たすために、受注した部品を完成させて納入します。
また、協力工場さんの要求を満たすために、図面を持っていって作って貰います。
お互いがWIN-WINの立場です。
普通ってことです。

今でも営業が好きと言う訳ではありません

副業時代が、2年。
独立して2年弱。
好きも嫌いも。とにかく営業しなければ生きて行けません。

ときどき、「営業が嫌だから資格を取ったんです」などとおっしゃる方がいます。
とんでもない、勘違いです。

独立したら、資格よりも営業の方が何倍も重要です。
もちろん、医業で食べて行くなら、医師免許は必要です。
しかし、技術系のコンサルタントになるのに、「技術士」は必要有りません。

とは言え、何か製品や商品を持ち歩いて、売り歩くのではありません。
コンテンツあるいは、ノウハウ、技術を売る訳です。
今風に言えば、コンテンツマーケティングです。
これが、私の性に合いました。

そして、このコンテンツマーケティングは製造業にうってつけです。
しかも、気づいて行っている製造業者はほとんどいません。

ホームページで受注している製造業の会社は、
情報発信に注力しているのです。

ホームページのデザインに注力はしません。
普通で良いのです。

購買先は、加工や品質、納期などが見えやすく、
分りやすい工場に発注したいのです。

コンテンツマーケティングとは

コンテンツマーケティングは、売り手と買い手の立場が逆転する
という状況がよく発生します。
私の営業時代と同じです。

役立つコンテンツを提供することで
売り手と買い手の立場が逆転するのです。
稼いでいるコンサルタントは全てそうだと言って良いと思います。

顧客第一

普通の人は自分が知らないことを
教えてくれる人に対しては、一瞬で警戒を解き信頼を寄せるようになります。

あるいは、頼みもしないのに、相手はあなたをその分野での
第一人者として勝手に考えてくれる場合もあります。
もちろん、説明の仕方など合う合わないはあります。
口調、態度などがマッチして、知らないことを教えてくれる人は
その人にとって、尊敬できる人なのです。

言い換えると、「売り手VS買い手」という関係を
「先生(あなた)VS生徒(見込客)」という関係に
変えてしまうのです。

これはとてもパワフルな良い戦略です。

私は、このコンテンツマーケティングで食べられるようになりました。
最初は、技術士試験対策講座からです。

受講する可能性のある人に、お願い営業をしたり、
強引に勧誘することもありません。

また、この人は無理だと判断した場合、
「すでに満員です」
と言うことさえあります。
無理に引き受けたりはしません。

ホームページの制作も少しずつそうなって来ました。
今後も、この方法でビジネスを展開します。
今、新たに取り入れるノウハウは、グーグルアドワーズの運用方法です。
自分で調べて始めましたが、まだ十分な理解ではありません。
もっと、知識と理解力を上げて、
リスティング広告を使いたいと思っている全ての士業や製造業の方に提供するつもりです。

製造業でも適応できる。
士業にも適応できる。
リスティング広告は、
始まったばかりで可能性はまだ未知数です。

技術士になって独立したいと思っている方には
売り込み営業が嫌いなタイプの方って
きっとたくさんいるはずです。

そういう人が独立できないと言うことはありません。
コンテンツマーケティングは、誰にでもできるのです。

また、高い技術や高性能な機械設備があって、
受注に恵まれない工場も多くあります。

全ての製造業を営む経営者の方へ伝えます。
営業に走り回っている場合ではありません。
製造業こそ、コンテンツマーケティングを始めましょう。
きっと、上手く行きます。
コンテンツマーケティングを考える

最初の一歩を踏み出す

先ずは、工場の強みを見つけましょう。
持っていないものからコンテンツを作ることができません。
できれば、一人で考えないでブレインストーミングをして下さい。

ポストイットやカードを使っても良いと思います。
コツは、数をたくさん出すこと。
2~5名ぐらいでやるのが良いと思います。
あまり多くても上手く行きません。

とにかく強みと弱みをたくさん出して下さい。

ポストイット

あらかた出し終えたら、こんどはそれを集めます。
その強みに対して、どうしてそう考えたのか
理由を書いて下さい。
ここまでの作業は一人でやります。

次に、全員のカードあるいはポストイットを集めて下さい。
同じ内容のものもあると思います。
それをグループ毎に集めましょう。
それから、全員でディスカッションして下さい。

慣れてくればスムーズに行きますが、最初はすんなり行かないこともあります。
上手く纏まらないときは、少し時間を空けてまた、行って下さい。
段々上手になるはずです。

3回目あたりに、素晴しいコンテンツが見つかると思います。