作った後の育てる工夫

ホームページを公開すると、
「うちの工場もホームページをもてる規模になった」
「わが社も有名になった」などと感慨深く思う方も多いのではないでしょうか。

感慨深い

以前、訪問した先の工場で
「半年前ですが、補助金も活用して10年ぶりにホームページをリニューアルしました。100万以上掛かっています」
と言われて、少し驚いたことがあります。

確かに、トップページにスライダーなども入って、デザイン的にはピカピカでした。
でも、それから半年は何もしていないのです。

「ホームページをリニューアルしました」と言うお知らせが出たままです。
既に、半年経つというのに。

確かに、少し前までは、“ホームページがある”という事実だけで、
一種のステータスのようなものがありました。

しかし、最近は個人も趣味でホームページをもつようになっています。

要は、世の中には似たようなホームページがたくさん存在するようになったのです。

このため、ホームページを作って満足してしまい、放置するというのはNG!
集客できないばかりか、会社の評判を落とすリスクもあるのです。

今回は、ホームページを作った後に「育てる」ことを考えていきましょう。

育てる時代

ホームページを「育てる」とは?

まず、ホームページを「育てる」とは、どういうことでしょうか。

答えは、
更新して内容を充実させることです。

また、更新にはGoogleサーチコンソールやGoogleアナリティクスを使って分析を行います。
PDCAを廻しながら、あなたのホームページを成長させるのです。

PDCA

しかし、更新すると聞くと、次のようなマイナスイメージをもつ方が多いです。

  • 「ホームページを更新するなんて、専門知識もないし…」
  • 「更新作業が面倒、時間もない」
  • 「文章を考えるのが苦手で嫌になる」
  • 「制作会社に更新する度に追加料金を支払うのがおっくうだ」

弊社にご相談にみえるお客様も、はじめはこのような思いを抱いています。
ただ、よく話を伺ってみると、

  • 「更新を大々的にやらなければならないと負担に感じている」
  • 「現在のホームページの使い勝手が悪い」
  • 「そもそも、自社で更新できない仕組みを使っている」
  • 「制作会社に運営を丸投げで、毎月多額の管理料を支払っている」

こんな問題もみえてきました。

確かに、育てるということは、前述したようにアクセス解析やデータ分析、システム開発など、
素人がすぐにはできないこともあります。
多くの人は、このような専門的な部分にフォーカスして負担感が増しているのです。

しかし、実は、ホームページを育てることは、想像以上に負担もなく簡単です!

この記事の最後に、育てる工夫をお伝えしていますのでご覧ください。

「育てる」を怠る先にあるもの

ホームページを作ったまま、その後は特に何もしていない。

こんな状態にあったら、一刻も早く状況を改善することをおすすめします。

今は、ホームページを更新しない=動きのない会社=活気のない会社と見えてしまう可能性があります。

古い工場

さらに、GoogleやYahoo!などの検索エンジンは、
更新しているホームページや内容が充実しているものを高く評価しています。
つまり、育てていないホームページは評価がどんどん低くなっていくのです。

育てることを怠る先にある最大のリスクは、
会社や工場の評判を落とすことです。

100万円もお金を掛けて、ホームページをリニューアルして
信頼を損ねるようなら本末転倒です。

初心者でもできるホームページを「育てる」工夫

予算が限られている中で、
ホームページを更新するためにデザイン会社に追加費用を払ったり、
毎月多額の費用がかかるようでは躊躇するのはもっともです。

ホームページを育てることは、事業を営むこの先もずっと継続してくことなのです。
そこで、初心者でもできる工夫を4点お伝えします。

【1】自社で更新できるホームページにリニューアル

今お使いのホームページは自社で更新が容易でしょうか。
そもそも自社で更新できる仕組みを勧めてこない制作会社には注意が必要です。
高額の管理運営費を支払い続けなければならないからです。

現段階で、毎月、固定で支払いをしているような場合は、
まずは自社で更新できる仕組みを導入してみましょう。

初心者でも簡単に更新できるような仕組みが続々と登場していますので安心です。
リニューアルのときだけ投資が必要ですが、一過性のものです。
先々の固定費を考えれば、元は取れるものと割り切りましょう。

【2】更新する項目をまずはひとつ決める

ホームページすべての情報を自社が更新する必要はありません。
ほんのいち部分、たとえば「毎月のお知らせ」や「お客様の声」だけでもいいのです。

あちこち更新しようとすると、はじめのうちは負担が大きくなるので、
まずは1か所に決めましょう。
そして、決めた1か所は、毎月更新するように努力してください。

まったく更新したことがない場合は、「営業日のお知らせ」など、
会社や工場の営業日・休業日を知らせることから始めてみてください。

営業中

【3】文章はよくばらない

「更新する文章を考えなければ!」と気負ってしまうと、なかなか前に進みません。
時間もかかるうえ、疲れてしまって非効率的です。

文章は良いものを長く書こうとよくばる必要はありません。
慣れるまでは、ほんの1文を追加するだけでも十分です。
とにかく、定期的に更新することに重きをおきましょう。

まずは月1回を目標に、半年後からは2週間に1回を目標に。
慣れてきたら週1回更新できるとベストです。
字数は、1,000文字以上がベストですが、これも最初は400文字。
原稿用紙1枚から始めましょう。

【4】更新を楽しむ

ホームページの更新は、本来は楽しいものです。
自社や工場の動き・成果などを、いわば自慢するようなものと考えてください。
もちろん、さりげない自慢です。

更新を担当する人が楽しい気持ちで行えば、明るさがホームページにも出ます。
慣れるまでは少しずつ、本業に支障のない範囲でゆっくりと更新してみましょう。

楽しむための項目として、参考に載せておきます。

  • 「社長のひとこと」(毎月、社長のつぶやきを掲載します)
  • 「スタッフ紹介」(順にスタッフを紹介していきます)
  • 「工場自慢」(工場の技術や自慢を、Vlo1、Vol2…と連載し発信し続けます)

註:これらにはリクルート効果もあります。

文章やテキストデータがたくさんあるだけで、その分野の専門家にみえるものです。
ぜひやってみてください。

いかがでしたか。
寡黙な名人や、匠は技術を語らずでは、現代で通用しません。
ホームページは、自分たちが育てる時代です。
これを機に、ホームページを更新してみましょう。
困ったときは、お気軽にご相談ください。

何時でもお気軽にどうぞ