ホームページを優秀な営業マンに育てる努力は必要です

ホームページは看板。
かつてはそのように考えられていて、
いかにそれっぽいホームページを作ることが重要なのかが大きな焦点となっている時代がありました。

それは、中小企業だけでなく、大手企業もおなじ。
「明日に羽ばたく」や「時代をリードする」とだけ書いた情緒的なホームページが多く、
それでもそれなりの効果を上げていました。

しかし、時代は変わり、
今やホームページは、やり手の営業社員と同じような存在になりつつあります。
そしてそれは、人手不足の時代、中小や個人営業の企業にこそ必要な概念となっています。

現場の人手不足

人手不足はもはや他人ごとではない

いまや、人手不足というのは、確固とした事実として存在します。
日本では2011年(平成24年)から人口減少の時代に都注入しています。

日本の総人口推移

生産年齢人口の減少は、もっと早く1995年(平成7年)からです。

生産年齢人口の減少

とくに、製造業や中小企業にとっては人手不足というものは身にしみて感じる部分ですよね。

少子高齢化は止まらない

人手不足の一番の原因は、少子高齢化。
つまり、高齢者の数がどんどんと増え、
若年層の数がどんどんと減っていくという現象なのですが、
当然ですが。これは今がピークというわけではありません。

少子高齢化

むしろ今はまだほんの序の口、これから加速度的に深刻になっていく現象です。

それは、若者の晩婚化や結婚率の低下、
結婚しても子供の数が少ないという現状を見ていればわかりますし、
今でこそ団塊世代がまだ存命ですから少子高齢化ですが、
今後はそうもいきません、

そう、待っているのは大幅な人口減少。

人手不足どころか、この国は人そのものが激減していく時代に突入しているのです。

人材は上から消えていく

そうなればどうなるのか、そう、優秀な人材、いや優秀ですらない人材すら枯渇します。

そしてそんな人材は、
当然、大手企業や有名企業によってまずはどんどんと消費されていくのですが、
そうなれば、まず真っ先に消えるのが「営業職」
というのも、それが金融であれ製造であれ食品であれ、営業職のいない会社など存在しません。

どのような形態のどんな企業であれ、営業というものは欠かせないものであり、
そういった営業を行う人材からどんどんと減っていくのは目に見えているのです。

つまりこれからの少子高齢化、そして人口減少が明らかな日本社会にとって、
営業職というのは手に入れにくく「コスパ」の悪い人材となっていくのです。

そう、それは、ぜいたく品といっても、いいでしょう。

働き方改革が経営者の自由を阻害する

労働者の自由とか重労働からの解放をうたう働き方改革。
もちろんそれにはそれなりの意義がありますが、
経営者側にとっては歓迎できない部分もあるのです。

働き方改革のターゲット、それは残業

働き方改革は、新しい働き方に対していかに柔軟に取り組み労働者を自由にしていくのか、というものです。

しかし、それは裏を返せば、労働者の権利を拡充して、
経営者の既得権益をどんどんと削っていくということにほかならないともいえます。

特にその矛先として目の敵にされているのが、残業。

残業

もちろん、ブラック企業のサービス残業などは言うまでもなくなくすべきですが、
法律で決まってしまえばそこに待っているのは四角四面な法運用。

それがブラック企業の過酷な残業なのか、
それとも愛社精神に基づく献身的な残業なのかの区別はないのです。

つまり、人手不足の中やっと手に入れた労働者も、
かつてのように経営者の裁量で働かせるなどということはできず、
四角四面な規則の中で窮屈に『働いていただく』ことになるのです。

多様な働き方は正社員という概念を殺す

働き方改革のもう一つの大きな目玉は、働き方の自由化。

つまり、テレワーク(リモートワーク)やパラレルキャリア(スラッシュワーク)ノマドワークといった、
パソコンやネット環境をおおいに利用した新しい働き方が今後急増するということです。

そして、それは、固定の会社に属するというものではないのです。

そうなれば、当然、さらに人材の確保は困難になってきますし、
それよりも、より労働者の権利を優遇しないとそういった新しい働き方に正社員が流れるといったことも考えられます。

そう、いうなれば、それは正社員という概念を破壊する、というものなのです。

ホームページは営業社員として位置づけるべし

人手不足に労働者権利の拡充。
人手を得るのに大きな苦労をしなければならず、
得た労働者もコスパの悪いことになりかねないという現実。

そんな中、ホームページにこそ、その活路はあるといってもいいのです。

ネット社会はもう現実を超えている

これまでネット社会は「充実しつつある」というイメージでしたよね。

しかし、それはもはや10年前の社会の話であり、
今やネット社会というものは現実世界を超える存在として成り立っています。

その証拠に10~30代の若者にとって最も多く触れるメディアは、
新聞でもテレビでもなくネット。

家電量販店はネット宅配サービス大手に駆逐されどんどんと姿を消し、
レンタルビデオ店もCDショップも、
カラオケボックスですらネットによってどんどん姿を消しています。

ネットはもはや、小さな箱の中の世界ではないのです。

ホームページは24時間365日働く

そんなネット社会が現実を超えた現代、
ネットに存在するホームページの役割は言うまでもなく肥大化しています。
そもそも、ホームページには人手不足は関係ありませんし、
どれだけ残業させても問題はないのです。

さらにネットは世界につながる窓口でもあり、
また、現実社会を超えた一大商業空間でもあります。

であれば、この空間において最大限にその威力を発揮するホームページを作ることが今後の企業運営には欠かせないはずですよね。

そして、そのめざす形こそが「営業社員」ということなのです。

ホームページを優秀な営業社員に育てよう

ホームページは、
広告・宣伝・販促・提案・企画・受注・発注などを一手に行うことができるツールです。
そして、よくよく考えてみれば、それは今まで営業がやってきたことに他ならないのです。

つまり、ホームページを時代に即した有益で有用なものに育てるということは、
人件費の要らない、24時間365日働く優秀な営業社員を確保するに他ならないのです。

もはやそれは看板など言う甘いものではなく、まさに企業運営の中核。
ホームページを改良し、優秀な営業部員に育てていくことはもはや、
これからの時代には当たり前のこととなっていくのだと、考えてもよいのです。