言いたいことは語れ! 物語性の力:【アイデアのちから】

物語には力がある

「世界最大のベストセラー」と言えば、
あなたは何が浮かびますか?

ホテルに泊まるとテーブルの引き出しに必ず入っているアレと言えば、
ピンとくる人も多いでしょうか?

そう、『聖書(Bible)』です。

聖書

キリスト教徒でなくても、
アダムとイブやノアの箱舟の話は知っている人もいますよね。

宗教を語るとき、
それを伝える媒体は欠かせません。

そしてキリスト教でその役割を担うのが聖書です。

この地球上もっとも有名な本は、
世界の約3割以上のキリスト教徒が読む「経典」であり、「物語」でもあります。

しかし、なぜキリスト教はあの1冊の本で教義を伝えているのでしょうか?

実は、これにはすでに答えがあります。

世界中の人間相手に、
「なるほど」
「これはありがたい話だ」
と思わせるには、
小難しい教義を掲げでもイマイチ伝わりにくいのです。

そこで登場したのが聖書。

つまり、人種、文化、教育水準といったあらゆる障壁を越え、
あらゆる人々に伝えるもっとも効率的な形が、
物語という船に教義を乗せて伝えるスタイルだったということです。

おそらく聖書を作っていなかったら、
これほどまでにキリスト教が普及することがなかったのではないでしょうか。

物語

そこで、今回はSUCCESs(サクセス)の法則の最後となる6つ目の「物語性(Story)」をご紹介します。

「職場の教訓」ほど語られることが多い

私たちが働く職場には、
会社や職業ごとに醸成された教訓があります。

「アイデアのちから」曰く、
特に緊迫した環境で働く医師や消防士などといった職業には
「平常ルールはAだけど、Bの時もある」
といった教訓となる物語がしばしば語られるそうです。

たとえばアメリカの医療ドラマあたりを挙げると、
主人公であるドクターが医師としての模範的ルールで行動しているだけでは対処できないことが起きる設定があります。

その現場でもっともふさわしい臨時的判断を取って人命を救えるかハラハラの展開が繰り広げられます。

医療ドラマ

さらに、最後は臨時的判断を下すことで、
プロとしてだけでなく人間性も高まったという視点で描かれることが多いことに気づかされます。

つまり、学校や研修では教わる内容に対し、
現場のケーススタディが蓄積された例外的かつ重要な事柄が、
物語の「鍵」であり「肝」となっているのです。

視聴者も医師でもないのにドラマを観ているうちに、
まるで一介の医師になったかのように感情移入してしまうのは、
物語を通じて誰もがその現場を学習しシミュレーションできるから。

こういうのを観ると、誰もが勇気づけられたり、
元気づけられたりするはずです。

元気になる

人はやっぱりドラマ、物語が好き。

文章を書く時も、
物語性があるかどうかをポイントにしていきましょう。

物語が書けない!という人のために

「そうはいっても、誰もが面白おかしく感動的な物語なんて思い浮かばない!」という場合があります。

文章を書いていると、
どうしても起承転結がうまくいかずに尻切れトンボみたいになったり「何が言いたいの?」的な状態になったりと苦戦するときがあります。

そんなときは、大きく2つのポイントに絞りましょう。

・それを読むことで、感情移入(シミュレーションできる)できるかどうか
・それを読むことで、励まされ行動に移したくなるかどうか

それでは、具体的に見ていきましょう。

感情移入(シミュレーションできる)できるかどうか

アメリカの医療ドラマの例にも挙げましたが、読み手が感情移入できるか、
さらにその物語の主人公になれるかどうかが、
物語性を帯びる重要な要素です。

物語が描けない場合、もっとも簡単なことは「自分について語る」ことです。

今やSNSを駆使して自らのビジネスの集客もしている私ですが、
自分について語ることもまったく厭わず書いています。

それも自分という人間を知ってもらうことで、
興味や信頼を得るきっかけとなっているので、幸いだと思うからです。

むしろ、今後は私のような集客方法を選択する人が増えていくのではないかと予想しています。

詳しくはこちら

励まされ、行動に移したくなるかどうか

読んだ後、「自分と同じ境遇の中でがんばっている人がいる」と励みにさせたり、
有益な何かしらのお土産的要素のある情報を投入することで、
「自分も挑戦してみよう」といった気持ちにさせたりすることも重要な要素です。

物語性のある文章は、
誰もがもつ情熱に火をつけ行動に駆り立てる効果があるので、
何かを伝えて人に行動させたいときには、物語が最適という訳です。

いかがでしたか?
物語=最強説は聖書で実証済みです。

人は子どもの頃から大人になってもなお、
物語から多くのことを学ぶのです。

この性質をうまく活用して人を動かす文章を書いてみましょう。

まとめ:『SUCCESs(サクセス)の法則』をおさらい

6回に分けてお伝えした「伝わる文章づくり」ですが、
SUCCESs(サクセス)の6つの法則をもう一度おさらいします。

  • 単純明快である(Simple)
  • 意外性がある(Unexpected)
  • 具体的である(Concrete)
  • 信頼性がある(Credible)
  • 感情に訴える(Emotional)
  • 物語性(Story)

アイデアの力表紙

あなたが目指せばいいのは「単純明快で、意外性があり、具体的で、信頼性があって、感情に訴える物語」です。

書き終えたら、
この法則を照らし合わせてチェックしてみましょう。

簡単ではないですが、
難しく考える前にまずは書くことが大事です。

最後に、私も日々忘れないよう頭の片隅に置いていることをお伝えします。

それは、ごく普通の人がごくごく普通の状況であっても、
アイデアの力次第で人々に大きな影響を与えることができるという事実です。

すごいと思いませんか?

SNSが発達した現代こそ、伝わる文章が武器になります。

そしてアイデア次第では、
さらにビジネスにつなげることもできるのです。

肝心なのは、プロの文章家のようなうまい文章を書くことではなく、
相手に伝わる(残る・刺さる・ビビッとくる・衝撃を受ける等々)文章を心がけること。

私が「アイデアのちから」から吸収してSNS集客を可能にしたように、あなたもできます。

まずは行動です!

先ずは行動