あなたの<モノ・コト・サービスは売れますか?:起業の科学

いつも読んで頂いてありがとうございます。
このWebサイトとブログもついに1年経ちました。

当初は、週4回(月水金日)
半年を経てから、週3回(月水金)
と更新してきました。

ビジネスは、どんどん変化します。

今年からはITツール活用講座も開催します。

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また、医療機器業界参入のコンサルティングも徐々に規模が大きくなっています。

そのため、このブログは今後週2回のピッチで更新します(月木)。

これまで通り、起業とITツール活用について、分りやすくて面白く読める文章をアップします。

どうかよろしくお願いします。

【起業の科学】アイデアの検証-1

「100人のうち6人」

皆さんに質問です。この数字は何を表していると思いますか?

こんにちは。合同会社ワークシフト代表の匠習作です。

私は士業を中心とした起業コンサルティングやビジネス支援などを生業としています。

そこでさっきの質問にもう一度戻ってみましょう。
「100人のうち6人」

実は、この数字は独立起業した人が10年後生き残っている数です。

100名に6名

つまり起業した人の94人は、10年以内に廃業しているのです。

いやはや世知辛い数字ですが、これが世の中の事実。

でも、誰もが最初から失敗すると分かってながら起業する人はいませんよね。

何が成功と失敗を分けるのか?

何が独立起業に必要なのか?

どうすれば10年後も続くビジネスにできるのか?

10年後も生き残る

これから起業する人は、今まで積み上げてきた自信や、
企業に守られながら上げた成績や成果をとりあえず脇に置く必要があります。

そして本当に起業するにあたって必要な要素を知っておくことが重要です。

私のミッションは、100人のうち6人を10人、20人、30人……に引き上げる起業支援。

まさに「生き残り」「サバイバル」のための起業支援と言っても過言ではありません。

かくいう私も、元々はサラリーマンで独立起業した一人。

だからこそ、せっかく起業する皆さんにも成功してほしいのです。

そこで今回から6回にかけて、「起業の科学 スタートアップサイエンス」(田所雅之著)をご紹介しながら、
起業に必要な要素についてお話したいと思います。

あなたはお客様の課題に「真正面」から応えられますか?

ビジネスで成功するためには、
当たり前ですが「モノ・コト・サービス」が必要ですね。

あなたには何か売りたいものはありますか?

そして、その売りたいものは本当に売れるものですか?

毎年多くの起業家や会社から独立する人がいるのに、
人並みに食べていける人は一握り。

私も多くの方々から独立の相談を受けますが、
なんといっても重要なのはビジネスの核心部でもある「課題が何か」ということに尽きると感じています。

ここで言う課題とは、お客様の困った感に対し、
どこまで真剣に正面から応えられているかを指します。当たり前ですが、
需要がなければビジネスは成り立ちません。

市場が無ければ売れない

多くの人が間違えてしまう点に、
お客様目線でなく自分目線で「モノ・コト・サービス」を作ることが挙げられます。

「これなら俺でもできる」ものは、
たいてい既に世の中に出回っていると考えた方がいいでしょう。

2番煎じではいけないのです。

実際、お客様目線の課題を軽視し、
自分目線で大きな失敗をするパターンは大企業でも起こっています。

【ケース1:グーグルグラス】

2013年にグーグル社から発表された眼鏡型端末グーグルグラス。

革新的な技術と目新しさで話題をさらったものの、
2015年には早々と個人向け販売の中止し、
現在は法人向けに特化して細々と生産されている状況。

これを読んで、誰もが「ああ、あったね~!」と思い出したにちがいありません。

天下のグーグルで、
一体何が起こったのでしょうか?

実は単純な話で、価格が高額で一般消費者が手を出せず普及しなかったことと、
カメラを内蔵している故にプライバシーの侵害を引き起こす問題が浮上し、
飲食店への入店を断られるケースが発生したのが主な原因のようです。

いかに革新的な技術も、
一般消費者が気軽に使えなくてはビジネスとして展開がないという事例です。

【ケース2:アップルウォッチ】

2015年に登場したアップル社の腕時計型デバイス、アップルウォッチ。

ところが、こちらもグーグルグラス同様に低迷の道を歩みます。

アイデアは斬新だったものの、
すでにスマホでできるようなこと(ネットショッピング、地図検索など)を、
わざわざ消費者が腕時計でやろうとしなかったことが敗因でした(しかもアップルウォッチの小さなスクリーンだから、なおさらです)。

当初アップル社は、スマホの次世代として「ウェアラブル端末」で世界の先陣を切りたかったようですが、
実際発表されたアップルウォッチは、時計単体でのデータ通信ができず(iPhoneに接続しなければならなかった)、
消費者が期待していたものとのズレが生じてしまったようです。

そんなアップルウォッチも、
シリーズ3からようやく単体で通話やメールが利用できるようになったようなので、
今後に期待したいですね。

この事例はビジネスをどう構築するかについて、私たちに多くの示唆を与えてくれます。

つまり、「技術ありき」「商品ありき」では消費者のニーズは掴むことができないということです。

これから起業を考える人にとっても、
消費者の本当の課題を軽視したビジネスを展開しないように注意をしなくてはいけないのです。

他人事ではなく「自分事の課題」

前半では大企業でも失敗している原因についてご紹介しました。

次はその逆である「世に成功しているパターン」についてです。

「起業の科学」曰く、
「創業者たちは、皆<痛み>を知っている」と述べています。

その好例と言えばAirbnb社。創業者は自分の家賃が払えないという状況下で、
「どうか一部屋貸してほしい」とブログに投稿したことが、
このビジネスモデルを考えるきっかけになったといいます。

また掃除機で有名なダイソン社の創業者は、元々インダストリアルデザイナーだったそうで、
自分が日々感じている掃除機への不便さやストレスをどうにかしようと考え開発したのが、
サイクロン式掃除機だったそうです。

こうした「自分事の課題解決」には、
ビジネスのチャンスが大いにあるのです。

あなたのアイデアが売れるかチェック

それでは、最後にあなたのアイデアが実際リリースしたら売れる可能性があるかを、
次の項目でチェックしてみましょう。

誰が見てもいいと言われるアイデア

周囲の賛同をすぐに得られるアイデアは、既に誰かが手がけ、
もう失敗していることが多いのでやめた方が無難です。

将来性のあるニッチ分野

「人が気づかないことに気づくこと」が重要とはいえ、闇雲にニッチを追求するのは危険です。

将来的な成長が見込めるニッチ分野を探しましょう。

自分が作れるものではなく、人がほしいものを創造

技術的に可能だから作ったものは自己満足に陥ります。

消費者が何を必要としているかを考え、
磨かれたアイデアかを確認しましょう。

根拠のない想像上の課題はNG

たまたま思いついたアイデアが注目を浴び、
資金が一時的に集まることはクラウドファンディングでよくあります。

一か八か!

しかし消費者が求める課題に添うものでなければすぐに消えるビジネスになるので注意しましょう。

分析から生まれたアイデアは諸刃

数字や分析はたしかに重要でも、
今後のストーリーや創業者の熱い思いがないとアイデアの磨き込みができず、
軌道修正ができないケースが多くなります。

激しい競争に切り込むアイデアはNG

「新規参入者」という時点で激しい価格競争に巻き込まれるため、
成功からは遠ざかります。

一言では表せないアイデアはNG

「誰が、何を、どのように解決できるか」一言で言えないアイデアは、
磨き込みがまだ足りない状況です。

アイディアを絞り込む

いかがでしたか?

売りたいモノ・コト・サービスはあるけれど、
どうやってビジネスにしていけばいいのかわからない人、
これから独立起業したい人はこちらをどうぞ。

 

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