人が欲しがるものを作る:【起業の科学】

「リーン・スタートアップ」をより実践的にするには

こんにちは。
合同会社ワークシフト代表の匠習作です。

ビジネスをする人(これから始める人)全てに共通する欲求の一つとして、
「人が欲しがるものを作りたい。それを世に放ちたい」があるかと思います。

誰だって、一生に一度、勝負してみたいと思いますよね。

ビジネスを軌道に乗せるには、
当たり前ですが売れるもの(=人が欲しがっているもの)を作らなくてはいけません。

とはいえ、考えたアイデアが本当に売れるかどうかは試してみないとわからない不安もあります。

そんな時に実践したいのが「リーン・スタートアップ」。

「どこかで聞いたことがある」と思われた人も多いかと思いますが、
これはアメリカの起業家エリック・リースが自身のベンチャー立ち上げ成功体験を基にした起業の方法論の一つで、
実際この方法を取り入れているベンチャー系経営者もいます。

そこで、今回はリーン・スタートアップの実践(より実践的にする)について
ご紹介したいと思います。

スタートアップ

リーン・スタートアップとは

リーン・スタートアップとは、
新しいビジネスモデルを開発する際、
生産効率性の向上と問題の顕在化によって、
ムダを徹底的に排除するアプローチで目指していく、いわばマネジメント方法です。
(※リーン(lean)とは「無駄がない」という意味)

「リーン・スタートアップ」の著者エリック・リースによって、
この方法が考えられたと思われていますが、
実は日本の自動車メーカー・トヨタで長らく実践されてきていた「トヨタ生産方式」の考え方と非常に似ていて、
実際エリックはトヨタから影響を受けて書いたとも、
書籍の執筆中にたまたまトヨタのことを知ったとも言われています。

そんなトヨタですが、なぜ世界の自動車メーカーにまでなれたのか?

それは「高品質な車づくりを徹底した」からに他なりません。

「量」で勝負のアメリカのフォードに対し、
トヨタは「質」で勝負した結果、
自動車総販売数世界1位になるまで成長を遂げたのです。

アイデアがあったらまずはそれを構築し、
そして市場へ出し、データを取りつつ検証し、
そこから市場動向を学び、再度修正していく……この流れを何回転かするうちに、
最終的には誰もがそれを欲しがる状態に近づいていく。

その過程こそリーン・スタートアップの最も大きな功績と言えるでしょう。

そういう点では、ある意味「ビジネスの実験」的な要素もあるのです。

なぜ、リーン・スタートアップなのか?

ビジネスモデルはそれぞれだし、方法論も一つだけではありません。

にもかかわらず、なぜリーン・スタートアップなのか?と疑問に感じる人もいるはずです。

多くの経営者やその卵は、
「そもそも、自分の考えたこのアイデアに共感する顧客は本当にいるのか?」
「それとも単なる根拠のない自信なのか」という究極の問いに対し、
答えを出す手立てを必要としています。

やってみる

そんな時に、実用上最小限のものを市場に一度出し、
顧客からのフィードバックをもらい、
よりアイデアの磨き込みをできるという点で、
この方法は優秀だと思います。

デザイン思考などもこの考え方です。

この成功例として非常によく知られている企業といえば「Facebook」。

Facebookは、当初ローンチされた時はたった8つの機能しか実装されていなかったそうですが、
これは別にマーク・ザッカーバーグたちに技術力がなかった訳ではなく、
敢えて機能を最小限にして、その後は市場のユーザーからの生の声を聞き、
必要な機能を追加して完成度を高めていったという話は有名です。

投入するビジネスモデル製作でNGなこととは?

先ほども少し触れましたが、
ビジネスを始めるということは第三者(顧客)にジャッジを受けるという事です。

目的が検証と改善の先にある「人が欲しがるものづくり」にある以上、
最初から余計な作り込みは避けた方がいいと「起業の科学」でも書かれています。

でも、誰もが自信を持って
「見ろ!これぞ俺(私)渾身のビジネスモデルだ」と言いたいですよね?
しかしながら、これは我慢です。

結果が変わる

なぜか?

それは、初期段階で作り込み過ぎた複雑なモノ・コト・サービスは、検証する際、
一体どの箇所で顧客に刺さったのかわかりにくくなるためです。

よって実験要素としては、
そもそも「受ける/受けない」かがわかるくらいの最小限がベストなのです。

競合相手のいない「スキマ」はどこか?を考える

最初は「シンプル・イズ・ベスト」状態で市場へ出す重要性についてお話してきましたが、
ここで重大なことも付け加えさせてください。

それは、前例にない(他社にない)「価値提供」を忘れずに付けるということ。

当然ですが、ビジネスは二番煎じや三番煎じは「時すでに遅し」なことがほとんどです。

だからこそ、シンプルだけど他社にはない新しい付加価値を打ち出すことによって、
あなたの始めるビジネスは初めて輝き出すことになります。

その付加価値こそ、まさにビジネスの「肝」。

例としては、「今までは常識的にできなかった〇〇が、できるようになった」とか、
「ここなら、必ず〇〇が見つかる(手に入る)」等々。

実は多くの人々が潜在的に求めているニーズは、
意外なほど地味な視点から発見されることもあります。

そこに「気づくか、気づかないか」にビジネスチャンスがあるということです。

ワガママを言う顧客の話をよく聞いてみる

ワガママな客

いざ市場に出したものが売れた時、
最初は特に予想もつかない事態が起こることは当然あります。

その一つに顧客からのクレームもあるでしょう。

人はお金を払った以上、その分の見返りを求めてきます。

ここで大事なのは、初期の段階でそのクレームを「うるさいな」「面倒」で済ませず、真摯に内容を聞くことです。

耳の痛い内容こそ起業したての身には貴重な学びとなる可能性があります。

それらを活かしてフィードバックさせ、
最終的に「人が欲しがるもの」を作ることを目指しましょう。

いかがでしたか?
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