【ヤバイ経営学】どんな人が経営者になっているのか?


こんにちは。

合同会社ワークシフト代表の匠習作です。

皆さんは、「経営者」と聞くとどんなイメージが湧きますか?

実は、こういうリサーチをしたデータがあるので結論を先にご紹介しましょう。

株式会社ブランド総合研究所が実施した「社長イメージ調査2011」(2011年2月)によると、
経営者のイメージとして挙げられるのが、
「革新的である」
「先見性がある」
「発想が豊か」
「知的・聡明である」
「冷静沈着である」
といったものだそうです。

なるほど。

やはり経営者と言うと、
「発想力があり、革新イメージの強い人」
が人物像として捉えられているようですね。

経営者のアイディア

ということは、
上記に挙げられるような人が経営者として成功しているのでしょうか?

こんな質問になると、一気に答えを出すのが難しくなりますよね。

なぜか?

それは経営者の実像が世の中にはあまり知られていないからです。

巷でも大手自動車メーカーのカリスマ経営者の一件が連日のようにニュースを賑わせていますが、
逮捕後に出てきた新事実の数々を10年前の私たちは想像していたでしょうか?

誰もが最初思ったのは、
「まさか、あの人が……?」だったはずです。

そこで、
今回は経営者がもつ資質はどんなものなのか?
経営者とはどんな人なのか?
という実像について考えてみたいと思います。

どんな人が経営者になるのか

世の中には実に多くの会社があります。国税庁によると、その数はざっと約270万社。

ということは、日本には270万人の経営者がいることになります。

経営者になるまでにはいろいろな紆余曲折やプロセスがあるため、
「こう」と言えるものはありません。

中には経営者という肩書を持っても、
やり手の部長のような仕事で止まっている人も多いとも言われています。

・ナルシストな経営者
・謙虚な経営者
・親からの事業を継承した経営者
・ヘッドハンティングされた経営者
・統括部長のような経営者

こうしてみると経営者ほど人物像の定義の難しいものはないかもしれません。
それでは、次の項では経営者のイメージで上位に選ばれやすい「目立つ経営者」について見ていきます。

ナルシストな経営者

世の中には、
「カリスマ社長」とか
「年商■00億円経営者」
と形容される人が結構いますよね?
中にはメディアに進んで出る人もいます。

私たちも、たまにテレビに出るような華やかな経営者たちをテレビで見ると、
「きっと業績がものすごいからテレビに呼ばれるんだな……」と普通に思うものです。

経営者となるような人物には、多かれ少なかれ「ナルシスト」な部分はあります。

ここでいう「ナルシスト」とは、
自分の判断や、それに伴う行動を心底信じられるか、
また自分は必ず成功するという強烈な自信があるという観点です。

やはり、目立つスター経営者というのはカリスマがあり魅力的。

柳井さんの本

ご本人もそれを自覚しているはずなので、ナルシスト的な要素はあるでしょう。

そんなナルシストな経営者たちは、
実際どのような経営をするのか気になりますよね。

この疑問については、
有難いことに「ヤバい経営学」で触れられているので、
次を見てみましょう。

ナルシストな経営者の行動は目立つが、業績につながらない

ナルシストな経営者と謙虚な経営者の業績を比較したデータがあるのですが、
実はナルシストな経営者というのはあまりよい実績を残していません。

それは、戦略の変更を頻繁に行ったり、
他の企業を買収する頻度も高かったりするので、
会社の業績のバラつきが見られる傾向があるからです。

そして、ナルシストな経営者と謙虚な経営者の会社の業績を比べると、
どちらかがより業績を上げているわけでもないようなのです。

つまりトントンだったりする。

意外ですよね?

メディアによく取り上げられるような経営者は、
業績がものすごいからこそ呼ばれていると誰もが思っているからです。

でも実情はちがうことも多い。

ということは、
ナルシストな経営者は行動も大胆で周囲から常に注目を浴びる一方、
そういった面が業績には大して反映されないと言っても過言ではないのかもしれません。

成功した経営者は、結局有能な人物だったのか?

そうはいっても数字で実績を挙げているナルシストな経営者もいるそうなのです。

でも、それは経営者として有能だからかというとまた話が違うようで、
「ヤバい経営学」では、この現象について以下のように説明しています。

“目を引くような高業績をあげている経営者は、
リスクとリターンの関係を理解していない。

危険なのは、こういう経営者が、
業界内で一番業績をあげている経営者だという事実だ。

そのため私たちは、何もわかっていないダメな経営者のことを、
素晴らしい経営者だと思ってしまうのだ。

さらに、経営者自身も「また勝てるぞ、私は素晴らしい経営者だ」
と自分自身を信じ込んでしまうことにもなる。”

引用元:「ヤバい経営学」

ヤバい経営学

つまり、リスクとリターンの分析ができていないからこそ、
ラッキーにも瞬間最高値を記録することが往々にしてあるので、
それが成功に見えても実際は注意が必要だということなのです。

身の引き締まる話ですね。

本当に優秀な経営者は「語れるもの」を持っている

  • それでは、本当に優秀な経営者とはどういった人物なのでしょうか?
  • 経営学で定義される手法を知っている人?
  • 叩き上げで頂点まであがった人?
  • 元トップ営業マン?

実際、世の中ではそういう人が会社の社長になるケースは結構あります。

しかし、自分の担当役割として社長役をしているので、
自身に語るべきものを持っていないこともあります。

一方、優秀な経営者は、経営することがどういうことなのか、
会社の未来がどこへ向かっているのかをシンプルに語ることができるのです。

だから従業員にも、取引先の担当者にも、顧客にも、投資者にも伝わる。

会社として難しい決断をしなければならない場面が来た時、
従業員全員が会社の方向性を理解しながら各自の仕事をできるのは、
経営者がきちんと説明できるかにあるのです。

さて、現在も渦中にあるあの会社は、今後どのように経営を立て直していくのでしょうか?

多くの株主や取引先にどのように対応していくのでしょうか?

新しい経営者の下、うまく立て直してほしいと切に願うばかりです。

あの事件を通して、改めて経営者の資質とは何かについて深く考えさせられると共に、
これから会社の向かう先を注視していきたいと思います。

個人的な話ですが、私は元日本コカコーラ社長の新将命氏を直接存じ上げています。

80歳近いご年齢にもかかわらず、
エネルギッシュで非常に興味深いお話しを聴かせて頂きました。

新将命経営の教科書

「こんな80歳になりたい」
と思うくらいでした。

新将命氏によれば、
経営者に必要なのは、
倫理観だと言うことでした。

なるほどと思ったものです。

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