【令和こそ独立!】下層階級にならない方法

格差を作りだした平成時代

こんにちは。

合同会社ワークシフト代表の匠習作です。

バブルがはじけ急速な「格差社会」が進んだ平成の約30年間も終わり、いよいよ令和の新時代に突入しました!

私も気分的には新天皇陛下の御代に期待を膨らませたい一方、
最近の世の中の動向を新聞やニュースで見ていると、
現実的にはますます日本では格差が広がっていくだろうとも思っています。

「匠さん、どうしてそんなに悲観的なんですか?」

と言う人もいるかもしれませんが、
私たちの住む日本は確実に格差が広がり、
「気づいたら下層に落ちていた」という現象が起きています。

では、なぜ気づかないのか?

日本のような最低限の衣食住に困らない国に住んでいると、
“目に見える貧困”があまりないだけに、本人も周囲も自覚なくゆるやかに下層へと落ちていく、
からなのではないでしょうか。

それでは、来たる新しい時代に私たちはどのように生き残っていけばいいのか?

令和時代

これは独立起業した私自身、日々考え続けてきたテーマでもあります。

そこで今回から6回をかけて、
現在の日本の格差社会の現状を「アンダークラス」「新・日本の階級社会」(橋本健二著)などを元に解説しながら、
これからの生き方について考えていきます。

今回は「資本主義社会の階層」と「アンダークラスとは何か」についてお届けします。

資本主義社会の階級

アンダークラスの説明をする前に、
まずは資本主義における階層について触れたいと思います。

資本主義社会にはさまざまな人々がいますが、
その構成を大きく分けるとこうなります。

階層ピラミッド-1

従来の資本主義社会では、ピラミッドのようなヒエラルキーが存在し、
その頂点を資本家階級、次いで旧中間階級や新中間階級と続き、
最下層には労働者階級が位置していました。

ところが“従来の資本主義”にも変化が訪れます。

労働者階級内における格差が大きくなったことで、
それまで下層であった労働者階級がさらに2つに分かれてきたことです。

いわゆる「正規労働者」と「非正規労働者」の所得の格差が大きくなったことで、
非正規労働者は正規労働者の下に位置する形となり、
新たな下層である「アンダークラス」が誕生したのです。

カール・マルクスが19世紀には予言していた通り、
資本主義社会で格差が拡大したということですね。

階層ピラミッド-2

「新・日本の階級社会」各階層の特徴

それでは、各階層の特徴について詳しく見ていきましょう。

資本家階級

・経営者、役員
・254万人(4.1%)
・個人の平均年収…604万円
・世帯の平均年収…1060万円
・女性比率…23.6%
・貧困率…4.2%
・未婚…男性12.9%、女性7.0%
・高等教育を受けた人…42.3%

旧中間階級

・自営業者、家族従事者
・806万人(12.9%)
・個人の平均年収…303万円
・世帯の平均年収…587万円
・女性比率…33.8%
・貧困率…17.2%
・未婚…男性10.2%、女性8.1%
・高等教育を受けた人…27.2%

新中間階級

・管理職、専門職、上級事務職
・1285万人(20.6%)
・個人の平均年収…499万円
・世帯の平均年収…798万円
・女性比率…32.6%
・貧困率…2.6%
・未婚…男性18.0%、女性22.5%
・高等教育を受けた人…61.4%

労働者階級(正規労働者)

・事務職、販売職、サービス業など
・2192万人(35.1%)
・個人の平均年収…370万円
・世帯の平均年収…630万円
・女性比率…33.7%
・貧困率…7.0%
・未婚…男性31.0%、女性33.5%
・高等教育を受けた人…30.5%

アンダークラス

・パート、アルバイト、派遣社員など非正規労働者
・929万人(14.9%)
・個人の平均年収…186万円
・世帯の平均年収…343万円
・女性比率…43.3%
・貧困率…38.7%
・未婚…男性66.4%、女性56.1%
・高等教育を受けた人…27.7%
(引用元:「新・日本の階級社会」橋本健二著)

実は「アンダークラス」という言葉、誰かの造語でも流行語でもなく、れっきとした研究用語です!(驚きますよね)

今まで日本ではアンダークラスに属する人々が注目される機会が少なかったかもしれませんが、
「派遣切り」「フリーター」「ひきこもり」などといったキーワードと決して無縁ではありません。

これから新・下層階級の人口が増えることで、日本には今よりもさらに格差が広がり、
格差社会どころではなく階級社会へ突入すると
「アンダークラス」「新・日本の階級社会」の著者も指摘していますが、全く同感です。

「アンダークラス」とは?

それでは、アンダークラスについてもっと掘り下げていきましょう。

(1)全就業人口の15%がアンダークラス

アンダークラスの割合は、日本の全就業人口のおよそ15%(約930万人)。

仮に、働く人が100人いたら、
そのうち15人もアンダークラスに属しているというと、かなりリアルです。

(2)アンダークラスは全ての非正規労働者ではない

アンダークラスは、配偶者を持つパート主婦や保護者のいる学生アルバイト、
またどこかの会社の非常勤役員や管理職、
そして一部の高度な専門職を除外した非正規労働に就いています。

つまり、自分自身が生活の基盤でもありながら、高度な専門知識や技術がなく、
低賃金での労働に従事している人々のことなのです。

アンダークラスが増えたのは「フリーター」が原因!?

アンダークラスに属する人々の中には、やむを得ずという場合ももちろんありますが、
中には本人が意図して非正規労働者になったケースもあります。

それが、1990年代のフリーター誕生です。

元々フリーターという言葉は、
リクルート社が発行するアルバイト情報誌「フロム・エー」の元編集長である道下裕史氏が考案したそうです。

英語のFree(フリー)と「アルバイトをする人」という意味で当時日本で使われ始めた「アルバイター」を合体させた造語です。

なぜフリーターが増えたのかというと、
「夢の実現のために、就職せず自由な時間を確保するのは悪いことではない」
「一生に一度の人生だからこそ、簡単に就職しないのも選択の1つ」
といった思想を巧みなイメージ戦略で展開させたアルバイト情報誌が、若者層に就職しない選択肢があることを広げたことが大きかったのでしょう。

当時は、“近頃、社会を自由型で泳ぐ奴らがいる”というキャッチ―なフレーズも実に流行ったものです。

ところが、1991年以降に起きたバブル崩壊、
1990年半ばから2000年に悪化した就職氷河期などによって、
それまでの軽やかな社会的雰囲気が一気に吹っ飛んだことは当時を知る年齢の人ならご存知でしょう。

こうして1990年代に敢えて非正規の道を選んだ彼らも、
現在は50~60代の中年となり、気づいたらアンダークラスに属していたという流れとなっていったのです。

こうしてみると、アンダークラスは随分人為的な要素で発生したような気もしますが、
いかんせん資本主義社会は上層と下層が必ず存在する世界でもあります。

これが私たちの世界なのです。

肝心なのは、自分がどう生きていきたいか、選択肢があるうちにどのカードを選ぶのか、です。

次回は、アンダークラスの人々についてさらに深掘りを進めていきたいと思います。
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